北海道12日間

走行距離 約2875km給油量 約95.6L燃費 約30km/L あとがき - h’s blog −行程−9/14 京都〜敦賀港→ 9/14 - h’s blog 9/15 →苫小牧 9/15 - h’s blog 9/16 苫小牧〜白老〜日高幌別〜士幌高原 9/16 - h’s blog 9/17 士幌高原〜帯広〜釧路〜厚岸〜根室 9/17 - h’s b…

あとがき

名前なんて要らない。僕が誰かなんてどうでもいい。ただの人間だった。 たったの12日間ではあったが、1人で北海道を一周して思ったこと。当たり前だけど、人生で初めて行く北海道に僕のことを知ってる人なんかまずいなくて、それでも、いつもより人と話した…

9/25

周りの人が起き出す気配で僕も起きた。良い天気だ。僕はこのまま単車で1時間半ほどの小樽に行ってフェリーの時間までブラブラしようと思っていたのだが、室蘭に行っていないことを大先輩に言うと、「じゃあ室蘭に行ってきたらええよ。支笏湖通って、室蘭の先…

9/24

起きると良い晴れの日だった。昨日の雨で疲れていたものの、少々単車に乗りたくなりながら、市街地を目指して歩いた。すすきのまでは歩いて30分ほどだった。 旅の間に聞いた美味しいスープカレー屋や、有名なラーメン店なんかを横目にしばらく街を歩いた。途…

9/23

この日は朝から雨が降りしきっていた。もう1人の客が出たころ、小雨になったので荷物を積んで、近くの港から午後の船に乗るという彼と別れて僕は札幌を目指した。50キロほどは昨日と同じ道を北上する形だ。オシャマンベからニセコ、クッチャンを通り、ヨイチ…

9/22

「かかさんが、ご飯先に食べて、寝るなら二度寝してくれって」と起こされた。朝飯もそれは美味しくて、僕たちはみんなそろってご飯をおかわりした。ゆうくんに後ろ髪を引かれながら出発の準備をして、また来ると約束した。「今日は函館まででしたよね。途中…

9/21

寒さで目が覚めた。昨日は暖かそうだったこのログハウスも、浜辺だからか、目張りしてある隙間のこれまたわずかな隙間からも冷気が入り込んでいた。気が付いたら朝だ。外に出てみると、存外いい天気だった。イシカリ川沿いの静かな住宅街を抜け、シャコタン…

9/20

朝起きると、昨日いた10人のうちの半分は既に出たようだった。僕は昨日から8時起き、9時発を宣言していたので、8時以前に出ると言っていた人々には挨拶を済ませていた。階下では、昨日最後まで話していた同い年の奴が今日の計画を立てながら、台風のニュース…

9/19

朝、目覚ましが鳴る前に起きた。自転車乗りの男性は昨日の晩言っていた通り朝早くに出たらしく、綺麗にいなくなっていた。 もう一人の宿泊者も既に起きていて、僕が起き上がると「めちゃくちゃ晴れてますよ」と嬉しそうに笑った。窓は磨りガラスだったが、青…

9/18

自転車乗りが早くに発つと言うので、見送って、食堂にいるお母さんとバイトライダーに挨拶をして発った。ほんのすこし走ったころ、随分と先に出た自転車乗りを見つけたので、止まって話した。「まだこんなところに?」ノサップ岬で写真を撮っていたらしい。…

9/17

朝には夜の霧が嘘のように晴れていた。風が攫っていったのだろう。ほかの人が起き出すころには、明け方の雨と朝露で濡れたテントと寝袋、ズボンを干し終わっていた。1時間ほど太陽に当てると、すぐに乾いた。飯を食べているのを横目に出発した。ヌプカウシヌ…

9/16

昨晩はフェリーを降りて半刻ほど西に向かって走り、苫小牧市街地のネットカフェ自遊空間に泊まった。愛知からのBMWの中年男性は苫小牧港付近のライダーハウスに宿をとっているそうなので別れ、香川ナンバーの青年のあとについて市街地に出た。夜なので警戒し…

9/15

窓の光で起きた。6時前だった。もしかしたら朝日が見られるかもしれないと思いオープンデッキに向かったが、あいにくの雲で太陽は見えなかった。今日は1日船の中にいるのだ。そう早く起きていても仕方がない。部屋に戻り、もう一度意識を飛ばすまでには時間…

9/14

僕は本当に今日発つのかわかっていなかった。というのも、今日届く荷物が二つあったからだ。しかし、その荷物もあっけなく昼過ぎに届き、陽が落ちてようやく船の手配をするために電話をかけた。荷物を括り付けたはいいが、あまりにも量が多いので、テントで…